卵巣がんを知る

卵巣がんの基礎知識

卵巣がんの抗がん剤

女性特有のがんのうち、肺がん、乳がん、卵巣がん、直腸がんが、近年罹患率が増加しています。日本においては、卵巣がんの罹患者数は、毎年8000人くらいとも言われており、そのうちの半数以上が毎年亡くなっているのです。

卵巣がんは、初期段階における自覚症状が出にくいがんで、発見されたときにはすでに進行してしまっていることが多いです。卵巣がんが転移した状態で手術を受けた場合、全てのがんを取りきれなかったときには、抗がん剤を投与することにより残ったがんの治療を行うことになります。

抗がん剤の治療は、卵巣がんの患者にとっては大きなものとなっていますが、卵巣がん患者に長期的に抗がん剤を投与することで、抗がん剤に対しての耐性が出来てしまうといった問題点があります。

卵巣がんに使われる抗がん剤として有効とされている、ドキシルという薬があるのですが、これは副作用が少ない抗がん剤で、卵巣がんの治療ガイドラインでも紹介されているものです。しかし、日本では新薬申請が出ているにもかかわらず、まだ承認はされていません。抗がん剤に限らず、海外で開発発売された薬については、日本で承認発売することが出来るまでにはかなりの期間を必要とします。

新薬の有用性については、様々な観点から実験や審査を行うので、時間がかかるのは仕方がないことですが、効果がきちんとみとめられるのであれば、よい薬、がんに効果のある薬については一日でも早く承認して欲しいものですね。